愛と調和のバドミントンへ②

日本食の大切さに気付く

 今まで日本人が食していた日本食。お米を中心にお味噌汁、お塩、お漬物などの発酵食
品、煮物などですが、学校給食でのパン食、牛乳指導や、炭水化物ダイエットでの米控
え、高血圧予防のための塩分控えめ、など様々な政策がとられ日本食が敬遠されてきたと
思います。そこでまず安心できる食材を手に入れるため、自分たちで無農薬、無化学肥料
の米作りと野菜作りを始めました。草取りなどいろいろと大変な作業がありますが、仲間
たちと共に協力して行う作業はとても楽しく、出来上がった作物を収穫すると大きな充実
感が味わえます。そうしてお米を中心にお味噌汁、お漬物や煮物を食べていくとおなかの
調子がよくなり、バドミントンのプレーや感情の波が小さくなってきました。お腹が安定
すると心や体も整ってくることを体感する中で、何が影響を及ぼしているのかを考える
と、腸内細菌の影響が大きいということに気づき始めました。

腸と土の状態

 腸内細菌の良し悪しが体調、思考、機嫌に大きく影響しているようです。大便や小便は
その状態を教えてくれているものですが、腐敗しているときは臭いがきつく、発酵してい
る場合は嫌な臭いはしません。腸内を腐敗から発酵へ持っていくために私が実践したのは
マクロビオテックによる玄米療法でした。半年ほど続けたところ便の状態が明らかに変わ
ってきました。それからは体重が増えにくくなり、体調を崩すこともほとんどなくなりま
した。畑で野菜を作っていますが、土の状態にも同じようなことが言え、化学肥料や農薬
を使ってきたところは粘土化が進み腐敗した匂いがして、ふかふかとした状態ではありま
せん。ミミズも多く、土が悪化しているサインでもあります。今は木や草、糠などを土壌
に還して、土づくりも同時に行っています。

つづく

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