研究論文 精神的側面からみたスポーツ適性 2012年10月1日 1998年月大阪教育大学体育学修士論文 -男子バドミントン競技におけるシングルスプレーヤーとダブルスプレーヤーの違いについて-[人柄10類型表] 本研究は、バドミントン競技における第一線級の日本リーグ1部所属選手を対象に、シングルスプレーヤーとダブルスプレーヤーの違いを心理的側面からとらえ、精神的適性条件を明らかにする... Keiichi Arita
研究論文 各種バドミントン・ストロ-ク中の前腕筋群への筋負担量の評価 2012年9月30日 本研究では、バドミントン・ストロ-ク中の前腕筋群の筋電図を記録し、通常ラケット速度が最も高いと考えられるフォアハンド・スマッシュを基準に、各ストロ-クの筋電図における70%MVC以上のアンプリチュ-ドの出現数を比較した。 Flexor carpi radialis ならびに Flexor carpi ulnaris へ... Keiichi Arita
研究論文 バドミントンのバックハンド・ストロークに関する一考察 2012年9月30日 -筋電図・ゴニオグラムからの検討- 1998年1月大阪教育大学紀要第46巻第2号より(作者本人のものです) 本研究は,同一の構え位置に対し距離・角度の異なる複数の打点でシャトルをバックハンドストロークさせた際の飛距離差を生む要因を,上肢関節運動に関わる筋電図とゴニオグラムをもとに個人内差と,熟練度の差違から考察した.そ... Keiichi Arita
指導論 おわりに 2012年9月30日 21点ラリーポイント制となり、高度化し続ける技術、それを駆使する体力的要素の重要性が高まってきています。しかし、現在ではそれに加え、実力を発揮さ せるための「精神面」へのアプローチも重要であると感じます。「結果に左右されず、今に集中する」ことの大切さを理解し、それを具体的に実践することので きる選手の育成がこれから必要... Keiichi Arita
指導論 目指すもの(戦術について) 2012年9月30日 4)戦術 主に目指すものは「タイミング」をコントロールすることです。五輪書などには「拍子」と表現されていますが、相手を欺く最も有効な手段です。 1.相手のタイミングにはまらないこと。 特にサービス場面ですが、相手の構えにつられて構えてしまうと、タイミングを外されることがあります。自分のタイミングを保ちながら、相手に合わ... Keiichi Arita
指導論 目指すもの(心理について) 2012年9月30日 3)心理 目指すものは「平常心を保つこと」です。この平常心とは“何事にも動じない心”というものではなく、“浮かんできた余計な思考にこだわらない心”を意味します。感情は行動に影響を及ぼします。技術を引き出すのも感情です。感情をコントロールすることが大切です。 1.怒り(変えることのできないもの)への感情をコントロールする... Keiichi Arita
指導論 目指すもの(体力について) 2012年9月30日 2) 体力 一人ひとりの体型や筋肉の質、量によって、プレースタイルやフォームバランスは変わります。体力的に目指すものは「体を自分のイメージどおりに動かせること」です。より高く、より強く目指すことも大切ですが、自分の体型と筋力のバランスが最も重要です。 1.バドミントンに必要なものはバドミントンで作る。 本来の能力を発揮... Keiichi Arita
指導論 目指すもの(技術について) 2012年9月30日 1) 技術 技術的に目指すのは、「ラケットのスウィートスポットにシャトルを当てること」です。そのためのラケットコントロール技術とトラベリング技術向上を目指します。 1.シャトルを中心視で捕らえていること。その為のボディバランスを保てていること。 まず、シャトルが見えなければ対応できません。シャトルをコントロールするため... Keiichi Arita
指導論 指導すること 2012年9月30日 脳でイメージされたことには実現化する力があります。したがって、良いプレーを脳にイメージとして残すことが大切です。映像や試合会場などでもいいで しょう。まずトッププレーヤーのプレーを見ることが大切です。そして、そのイメージを自分に合う形へ発展させていくために練習で細かく修正を加えていきま す。様々なエラーが出るでしょうが... Keiichi Arita
指導論 試合中にみること 2012年9月30日 ラリーポイント制になり、コーチがアドバイスできる機会が増えました。しかし、その時間は短くなっており的確に話をまとめることも重要となっています。 まず最初は選手の体や心の調子を観察します。力んでいないか、結果に対する反応はうまくできているかを見ます。次に相手選手の長所と短所を見つけ、同じよ うに結果への対応を見ます。この... Keiichi Arita
指導論 団体戦直前に話したこと 2012年9月30日 全国大会での団体戦の雰囲気は異常に盛り上がります。自分が自分でないような緊張した気分になることもあるかと思います。しかし、最も大切なことはいつ も通りの力を発揮することで、そのための集中力を持続させることです。周りのコートが競り合って盛り上がっている状態であることもありますが、まず、「自 分のコートに集中する」ことを伝... Keiichi Arita
指導論 毎日の行動と準備の大切さ 2012年9月30日 一日の行動はほぼ習慣化されています。朝起きて食事をし、授業を受けた後、練習し、夕食をとって休養するように。しかし、それらの行動を適当に行うので はなく、その瞬間、その行動に集中することが大切です。習慣は大切ですが、それにとらわれてしまうとそこから抜け出すことができなくなってしまいます。集 中して行動するとその中の細かな... Keiichi Arita
指導論 新入生に話すこと 2012年9月30日 「集中する」ということは、過去を振り返ることでも未来に思いをめぐらせることでもなく、「今の瞬間の行動に意識を向ける」ことです。入学当初は慣れな い環境や日課から疲れがたまり、明日あるいは卒業するまでの日々を乗り越えていけるかどうか不安になるものです。その不安からのストレスは毎日のやる気に 影響を及ぼし、その瞬間の行動に... Keiichi Arita