ダブルスは準々決勝、第一シードのタイです。勝てばメダルです。最初はびびってましたが、やはりシニア、チャンスはあったんです。でも国際大会、なかなか調子が出ないんです。トップレベルで日本代表で戦っている選手って本当に凄いです。我々は期待されてませんが、勝たなければならない選手たちのプレッシャー、少しはわかります。でもどう楽しむかですよね。力を出すには。押し込んでもハーフで沈められました。この辺りに隙があったのでしょう、なかなか上から攻められませんでした。残念、ベスト8。かなり悔しい。次こそは!と悔いが残る結果でした。
奥さんは、世界シニアは負けてしまい試合がなかったので隣の体育館での別大会にエントリーしてました。ペアはポーランドの人でした。まぁ…動けないようで…。でもこういう大会でもなかなかシビアな感情がうごめくんです。日本人は本当に真面目!と心から思った瞬間からでした。相手はどこか忘れましたがヨーロッパのペア。本当に点数を誤魔化します。おいおいっ!マジかよ!っていうくらいセルフでは言いたい放題です。さらにジャッジでも我々日本人のジャッジにはあからさまに疑いをかけてきます。あんた達のレベルははるかに我々は超えているんだけど!と言いたいところですが文句を言ってきます。もうそれは笑うしかないくらいのレベルで。そこまでしても勝ちたいんだなーと思いましたね。
そんな理不尽がこのあたりの世界では当たり前で、それを完全に超えるレベルでないと喰われてしまう、そんな生々しい争いを見た感じがしました。西洋人はまだまだ争いの、戦いの中にいたいんですね…。でも最後は墓穴を掘って負けてました。表彰式でもうだうだ言ってました。可哀想…。
一回しか勝ってないのに銅メダルを手にした奥さんに、私は完全にドヤ顔されながら、ポーランドを後にするのでした…。宿泊の清算は!なんと10泊二人で39,206円!ポーランド最高!