最近では道具が進化し、とても性能のいいラケットが出てきています。私も何度か違うラケットを試したのですが、拘りが強すぎるのか結局「YONEX カーボネックス20」を使い続けています。このラケットは確か20年ほど前に発売になったものですが、まだ健在なのでユーザーは多いと思います。
カラーリングも「青と赤」から「オレンジ、紫、緑」、「全体が黒紫」、「黒」、「白」と変わってきていましたが、廃盤にならないのでほっとしています。
しかし!上の黒色(旧色)から下の白色(新色)に変わった時、何となく違和感を感じました。どちらとも「2U-G4」なのでやや重めなのですがラケットのバランスに違いが。
「白の方、ヘッドが重くないか??」
振り抜きが少し遅くなっている感じがしたので、自分の技術のせいだろう...と思っていましたが、実際にバランスを比べてみるとやはり違いがわかりました。
乾電池を固定し、重心の位置を見比べてみると、黒色よりも白色の方がヘッド側にある事がわかりました。つまり白色の方がトップヘビーだったのです。(グリップは同じタオルグリップを一枚巻いています)
そこで、バランスを調整してみるとどうなるんだろうか、と「kimony」の鉛バランサーLead Tapeを張ってみる事にしました。
黒色の方のバランスが気に入っていたので、白色のグリップ近くに張る事に。グリップエンドに張るのが最も効果的ですが、今回はシャフトに張ってみました。
まずは0.5g
まだまだです。つづけて合計1.0g
もうちょい!さらに合計1.5g
合いました!素振りで振った感じは「やや重くなったか?」という感じですが、次回はコートで試したいと思います。
ラケットはより軽量化される傾向にありますが、軽すぎると強く打つために大きな筋力も必要になります。筋力には限界があるためラケットの重さで打つ、さらには重力を利用して打つ技術がこれからは必要になってくると思います。
私自身は肘を手術した事もあり、筋力の大きな向上は見込めません。技術を向上させ、より効率的に強打を生み出すかは大きな課題です。
YONEXさま、カーボネックス20を今後ともよろしくお願いします!!