「自信」には3つの種類があると言われています。
一つ目は「過剰な自信」。裏付けもなく、自分の力を過信することから生まれる自信です。多くの場合すぐに失敗しますが、周りのせいにして過信を保つという悪い循環が見られます。
二つ目は「結果からの自信」。うまくいった経験から自信を持つというものですが、これもうまくいっているうちは自信が保てますが、うまくいかなくなったとたんに自信を失ってしまいます。
三つ目は「確かなる自信」。これは「本来、自分は善良である」と考えることから生まれる自信で、常に内から沸き出てくる自信です。自己否定することなく、常に誠実な生活を送ることで自信は育まれていきます。
競技においては「勝つ」ことが目的と言う人が多いかもしれません。しかし、勝つためには「自分の能力は元々優れているものであると確信し日々鍛錬すること」しか近道はありません。本当に大切なことは「勝つ」ことよりも、「日々鍛錬すること」が目的となることなのです。