オーバーウエストが廃止され・・・という話題で書きましたが、ご指摘を受け調べてみました。サーブが腰の位置よりも下でインパクトしなければならないとい うルールはそのままだそうです。ただ、ウエストの位置があいまいなため(シャツをズボンの外に出してもよいということになっているので)肘の高さで判断す るという方法がとられているそうです。しかし、明らかに腰の位置よりも肘の位置は10cmほど高くなっています。ですから、以前に比べてドライブサーブ (俗にピンピンサーブ(笑))などがかなり楽に打てるようになるのですが、実際にはほぼフォルトを取られているようです。
岩手のインターハイ(2000年)で感じたことは、まだ、新ルールのような解釈が浸透しきれなかったため、かなりドライブサーブやロングサーブが増えてた ことと、それに伴ってオーバーハンド(手の位置よりもラケットが上にきてサーブを打ったときの反則)がかなり多くとられてました。この反則というものはか なり微妙なので、取られると勝敗に結構影響してきます。審判さんは命を懸けてとってほしいものです。ある意味では高校生も命を懸けているわけですから。し かしそれで崩れるのは高校生以下でしょうけど。
日本バドミントン協会掲示板より
競技規則第9条第1項(5) サービス時のウェストの件について
IBF国際審判委員会の指示により、全国のルール伝達講習会時にサービスジャッジが審判上の技法(テクニック)として、ウェストラインの判断をするとき、サーバーのラケットを持つほうの腕の肘あたりをその基準にすると判りやすいと説明しました。
(財)日本バドミントン協会 競技審判部長 高橋英夫