12月26日から29日まで大阪ジュニア合宿と全日本中学生合宿が行われました。
全日本中学生合宿は初の合宿でしたが、全国からの有力選手が集まり、高校生とともにがんばっていました。大阪バドミントン協会強化部の指導者を中心に、コーチとして以下の方々にも参加していただきました。
中西洋介選手(日本大学)
仲尾修一選手(筑波大学)
新開祐介選手(日本大学)
吉岡久美子選手(大阪信愛短大)
中西選手からのアドバイス
- 高校生で勝つためにはミスを少なくすることが大切。高校生はミスの多さでほぼ勝負が決まる。
- 練習で上達する為には、上級者に質問をしたり、プレーを盗むように努力する。
- バドミントンは相手との駆け引きが重要なので、一つ一つのプレーを大切に頭を使って練習する。
仲尾選手からのアドバイス
- ダブルスのローテーションではパターンが大切。後衛の位置や体勢などからパターンを決めておく。
- レシーブでは、しっかりとラケット面をかぶせることが大切。
選手へのQ&A
- Q1.試合でミスが多くなってきて、いらいらしてきた時にどんなことに気をつければいいですか?
- A.基本的にサイドラインよりも20cmほど内側に打つことを心がける。それでも入らない時はもっと内に打ったり、ボディをねらったりする。ネットが引っかかってしまう時はそれにこだわらずに、ロビングを多く使ったりしてショットの内容をいろいろと変えていくことが大切。
- Q2.サーブレシーブは、最初から何を打つのか決めているのですか?
- A.ほぼ決めている。ただし、待っている球以外のサーブが来たり、攻めるのが厳しい時は、攻めささないように沈めたりかわしたりする。しかし、ラケットヘッドが寝ていると読まれてしまうのでヘッドは常に立てるよう心がけている。
- Q3.シングルスでのクリアでは、切って打つクリアやフラットに当てるクリアがありますが、どのように使い分ければいいのですか?
- A.あまり使い分けは考えていないが、基本的にどこからクリアを打つ時も、相手にカウンターを食らわないように高さを意識している。特にクロスに打つクリアは低ければ命取りになるので気をつけている。
- Q4.相手のくせを読むにはどこを重点的に見ればいいですか?
- A.相手のグリップやフォームなどを試合前のアップなどで観察し覚えておく。また、相手の構えている位置をよく見て、相手のいちばん遠いところに打ち、通用するところとしないところをよく覚える。