家庭婦人で10年ほどやってます。40代女です。
オーバーヘッドストロークの時の、ラケットを持つ手の状態のことです。
テイクバックの時、ラケットと腕(肘から下)が水平になったほうがいいのか
それとも、ラケットをたててテイクバックしたほうがいいのかということです。
前者はラケットのヘッドが前から後ろにいきまた前にいってインパクトという感じです。
後者は最初からヘッドは後ろにあり、前にいきながらインパクトという感じです。ずっと前者でやっていたのですが最近後者でやってみたら打ちやすいのです。

(ちこさん)

 

シャトルをコントロールするためには、ラケットをコントロールしなければなりません。ラケットをコントロールするためには、ラケットヘッドのコント ロールがとても重要になってきます。「前者」のようにラケットヘッドが頭(顔)より遠い位置からテイクバックを行うと、ラケットヘッドをより速く動かさな ければ遅れてしまいます。より速く動かすということは上肢に余計な力を発生させ、テイクバックでの脱力が思うようにできないバランスが崩れた状態でインパ クトに向かい、結果、ラケットヘッドがコントロールできずにシャトルの打ち出しにも影響が出てきてしまいます。

 

ラケットも以前に比べて改良され、格段に扱いやすくなってきてはいますが、ラケットヘッドを 軽くしすぎてしまうとシャトルが飛ばなくなるので、ある程度の重さが残されています。したがいまして、上肢を上手く使うことができるように、ラケットを軽 く運ぶことで脱力させなければなりません。

その鍵を握るのが、ラケットヘッドをどう動かすかということになります。

 

「後者」のように、ラケットヘッドを立てた状態で動かせば、ラケットヘッドは頭(顔)の近く を通り、テイクバックまでの移動距離を短くすることができます。この距離を短くすることで、テイクバックをより速く完了できるようになり、相手からの速い ショットや力強いショットに対しても力まずに対処できるようになると思います。

 

インパクト後、ラケットヘッドはできるだけ速く立てて構え直し(あまり力みすぎるといけませんが)、次への返球に対して準備しておくということは、ショットをコントロールし、ラリーをもコントロールできる可能性を高めてくれるものだと思います。

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