現在私と弟の家族は全員がバドミントンをやっています。しかし一番下の息子は中学校まで卓球をやっていました。幼少期から練習によく連れて行っていたので、バドミントンをやるかなと思っていましたが選びませんでした。しかし高校ではバドミントン部に入りました。同時期に弟の娘さんも高校でバドミントン部に入り頑張っています。始めてから...
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快感を覚えてしまう脳 「うまくいった」という快感はなかなか消えないもので、特に切れのいいショットや相手を誘うショットはその人の中でパターン化されていることが多いものです。初めてラリー中に見るとびっくりするのですが、よく観察してみると同じ状況では同じ事をやってくる場合も多いです。 以前、練習会でバックハンド側からのクロ...
1.ストレートに打ってからクロスに打つ 2.ネット前に落として上げさせる 3.プッシュで押してストレートを待つ 4.体正面を狙って相手ラケット側に来るサイドを待つ 5.カットを打ってから強打する バドミントンを始めてしばらくするとみられる典型的なパターンを挙げてみました。そこには以下のようになるだろうという予測が働い...
前回はあきらめからの苦しみのお話をしました。その悔しさが今でも残っているのか、今でも全力でバドミントンと向き合っている今日この頃です。 究極の技? バドミントンではネットインしたりオンラインにシャトルが落ちると究極の業のように感じることもあると思います。しかしそんな概念を完全に壊してくれたのが常山幹太選手(現トナ...
以前、高校生の選抜メンバーで日中韓交流大会の男子監督を任せられたことがあります。もちろんそこに選ばれる選手はモチベーションが高く、やる気に満ちていました。中にはまだ少しうっかりしていて、協会より事前に配布されたウェアを忘れてしまった選手もいました。総監督に注意されしょんぼりしていましたが、それはさておき、総監督は練習...
現在、メーカーが推奨するストリングス(ガット)のテンションは18~29ポンドくらいまでと幅が広いのですが、私も自分に適したポンド数はどのくらいなのかを色々と試してきました。中学生の頃は手張りでしたので自分に適正なガットテンションなんて数値ではわからず、手で弾いてみた時の「ポンポン」という音でこれくらいかなと判断してい...
前衛と後衛の役割を考えていると、最もはっきり役割が分かれている種目はミックスダブルスだと思われます。基本的に男性は後衛、女性は前衛に位置する形で攻撃を続けます。逆の形にさせられないように前衛も後衛も簡単に上げないように気を付けます。この「簡単に」というところの意味が大切で、上げるのを相手に予想されてしまうといい体勢で...
ダブルスのフォーメーションは? シングルスは相手からの返球を自分自身が取らなければならないので役割は単純です。決められないように相手コートに入れる、もしくは自分が攻め続けられるように返球することです。しかしダブルスでは2人いるので大きく分けて、前衛、後衛、サイドバイサイドの右側、左側の4ポジションがあります。攻め方...
抜重で楽に早く移動 バドミントンへ「抜重」をどう利用するか。移動する際、最も多く説明で使われるのが「床を蹴る」という表現です。「しっかり蹴って!」とアドバイスされた方も多いかと思います。しかし蹴る動作を行おうとすると、その準備のために足の関節(特に膝)を曲げて「タメ」を作らなければなりません。この低く筋肉が緊張した...
バドミントンの魅力は何でしょうか。やり続けているといろいろ出てくると思いますが、最初は多くの人が「スピード感」と感じるのではないでしょうか。実際に球技スポーツ界では最速の400㎞/時を誇りますし、上級者の速いスマッシュや動きに驚きを感じるものだと思います。上を目指して続けていると勝ったり負けたり、負けたり、負けたり…...
最近の自身のゲーム練習を振り返ってみるとラリーが長くなると息が上がったり、息が上がる前にエラーが多くて負けることが多くなりました。何度も対戦していて大差で負けることはなかったのですが、一方的に攻められて負けるとさすがに落ち込みます。幸い映像を残していたのでじっくりと観察してみると、エラーの原因は「準備が間に合っていな...
「五感に集中する」 前回はより深く経験するためにいろんな思考を習慣化させて自分の心の状態を良好にしておくお話をしました。不安感があると、今目の前で行っている行動ですら集中して経験することができません。この記事を書きながらも「やるべきこと」のようなものが頭の片隅に浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返しています。しか...
「もっとこうありたい」というプラスイメージを伴う習慣の改善はモチベーションが強く継続しやすいです。失敗してもそれを失敗とは思わずに成功するまで止めないことが多いからです。他人との比較でも自分はこうありたい!というプラスイメージを伴うならまだ大丈夫だと思います。しかし「もっとこうあるべきだ」「こうしないとやばい」という...
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P.22 監督の指導論