疲れをとる(1)原因と症状

 2019年12月末にがっつりと練習し、2020年の新年を迎えました。始まって数日後、左お尻下の部分に痛みを感じていましたが、

「いつもより少し頑張って練習した筋肉痛だから3日もすれば治るかな」

とストレッチやらクーリングダウンもいつも通り行っていました。そのまま痛みはありましたが我慢できない程度ではなく、近畿社会人大会にも出場し優勝(ウェア提供:リーニン)。

近畿社会人45歳代男子ダブルス優勝

「しかし、痛みが1ヶ月続くのはいい加減、気になるな」

と思っていました。2月に入りトレーニングがてらいつもの山歩きをしたり、練習したりという日々を過ごしていました。

信貴山麓の大阪側からの山道。人通りは少なくかなりいいトレーニングになる。2時間半の道程。

しかし、ついにある晩に左お尻に激痛が。あまりの痛みに寝れない状態に。

「なんだ?!この激痛は」

2日間仕事を休み、整形外科やら整体、内科、腎臓内科とあらゆる病院で診てもらいました。MRIをとり、血液検査、尿検査、整体で体を診てもらうも、原因は上半身が丸まっている、脊椎の3・4番あたり、背骨が少し曲がっている、膀胱が弱っている、右肘、左足首なども関係している、色々と言われました。とりあえず痛み止めでなんとか仕事を乗り切り、ではどうすれば?と本屋へ。「腰痛」をキーワードに探すと「疲れ」「睡眠」で数冊が目にとまりました。

疲れが腰痛を起こす

今回の痛みは、外圧的な刺激がかかって起こったものではなかったので、本当の原因はなんなの?という感じでした。症状は左お尻上から左ハムストリングス後ろからふくらはぎにかけての痺れでした。

「座骨神経痛ですね」

ですよね。はい。10数年前にもなったことがあります。本を読んでいると今までの生活週間に問題があるのではと幾つか心当たりがありました。

  1. 睡眠がしっかりと摂れていなかった。(毎日6時間以内)
  2. 毎晩お酒を23時くらいまで飲んでる。
  3. バイク通勤でかなり足元が冷えていた。
  4. トレーニングで大胸筋と右肘をかなりいじめていた。
  5. 職場で下向きの姿勢が多かった。

「スタンフォード式疲れない体」山田知生(著)

「疲れ」とは筋肉や神経の使いすぎや不具合によって体の機能に障害が発生している状態。神経とは「自律神経」と「中枢神経」を指し、これらがうまく機能していない状態で起こる。

自律神経の「交感神経」と「副交感神経」の切り替えをうまく行えないと、体の部位へ命令を出す「中枢神経」に支障をきたし、末梢神経のコントロールが効かなくなり体が歪む原因となる

つまり、疲れとは「脳」が生み出しているそうなんです。

疲れた体の条件

  1. 脈がいつもと違う(一般的に70〜80くらい)
  2. いろいろな時間に寝ている
  3. 腰が痛い
  4. 呼吸する場所を間違えている

「睡眠こそ最強の解決策である」マシュー・ウォーカー (著)
「スタンフォード式最高の睡眠」西野精治(著)

レム睡眠 … 記憶の整理と運搬を行う。記憶容量を維持する。
ノンレム睡眠(夢を見る)… 記憶の統合を行う。

睡眠にはどちらも必要であり、最低限でも8時間の睡眠が必要である。
睡眠の負債は一気に解消できない。6時間未満が続くと様々な部分で支障が出てくる。

睡眠時間8時間以上6時間未満
勉強新たな解決方法にもつながる
早く解けるようになる
40%の人が成績悪化
食欲抑えられる大きくなり、高カロリーを好む
代謝が良くなる
寝ているだけでカロリー消費
悪くなる。腸の機能が下がり肥満へ
感性洞察力アップ
感情を見抜く
「戦うか、逃げるか」と本能に委ね冷静に判断できない
感情不安感、ストレスの除去不安感増大、ストレス過多
ダイエット落ちた体重の50%以上が脂肪落ちた体重の70%が筋肉
インフルエンザ18%が感染50%が感染
トレーニング昼寝や朝5時から7時に出る睡眠紡錘波で筋肉回復回復しきれず痛みが残る
技術スピード20%上昇
正確性35%上昇
変わりなし
集中力維持失敗が400%増加

睡眠ってすべての部分で最強の解決方法なのがわかりますね。
次回は具体的に睡眠を考察したいと思います。

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