大学3年生男子です。
中学からずっとバド一本で実力はそれなりに自信があるのですが、いざ試合になると力を出せず、本来なら勝てる相手にも競ったり負けてしまったりします。そういう時は少し動いただけで息があがったり、反応がやたら遅くなります。
自分は集中力があまりなく、またメンタルの問題でもあると自覚しているのですが、どうしてもうまくいきません。
強い選手は普段へらへらしていてもいざ本番になるときちんと集中して自分のプレーができているように感じますが、なにが違うのでしょうか?
(MANさん)
おそらく、普段の生活の中で「損得」を考えての行動が多くなっているのかもしれません。「とにかくやってみる」ところを「これは得かな?」と考えてやめてしまうようであれば、やはり集中力は持続できなくなると思います。
競ったり、息があがったりという、自分の中では想定外の出来事に不安感がよぎり、意識は結果や後悔へと彷徨います。しかし、「競っているところからが面白い」「息があがるのも今だけ、ここを突き抜ければ大丈夫」「相手も苦しい状況だ、お互いを高め合おう」と考えを転換するだけで余計な思考は働かなくなるものです。
「勝とう勝とう」とすればするほど逆の結果に傾くものです。苦しいときや結果に意識が行きそうになった時に「今出来ることッ!」と心の中で念じてみるとよろしいと思います。