こんにちは、多分3度目の質問です。 いつもありがとうございます。 脱力の仕方がわからなくて悩んでいます。 ラリーが続くとどうしても余計な力が入ってしまいます。 コラムの肩甲骨を読んだら腕を内旋させると肩の力が抜けるとありますが 猫背っぽくするということですか? 速いラリーが続いたら誰でも力が入りっぱなしになるものでしょうか? 上手い人はそうではないのでしょうか?

(ちこさん)

A.「腕を内旋させる」のはドアノブを親指側に回すような動作なので背中の動きではありません。速いラリーが続くと「押し込まれそうなので強く返したい」と考えることもありますが、この「押し込まれそう」「負けそう」という思考が力みを生んでしまうものだと考えられます。バドミントンではネットがありますので、それよりも下で触らせたり、少し方向をずらすことで相手は思うように攻撃し続けられないことも多くあります。したがいまして速いラリーになっても丁寧につなごうという思考よりも、その場、もしくは前へ出る気持ちでシャトルを触るようにする方が逆に力みは少なくなると思います。引いてしまうと受け身になるため次の相手の攻撃に対しての不安感からかネットの高さを利用できないことも多く起こると思われます。

また、最初は大きく振る動作でないとショットは安定しませんが、目指すはよりコンパクトなスイングです。それが完成し始めますと速いラリーでも切り返せる気持ちの余裕が出てきて余計な力みは少なくなると思われます。コンパクトなスイングには「リストスタンド」は欠かせません。

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