中2でバドミントン部のキャプテンをしてます。部活も残り2ヶ月でもうすぐ最後の大きな大会、中総体があります。
その大会のレギュラーメンバーに入りたく、(シングルスをやっています)
今まで怪我で他のメンバーよりも劣っていたところを取り戻そうと頑張っています。でもやっぱり自信がなく、キャプテンのくせに弱く、チームを引っ張ってい けてないんじゃないかとか、私のせいでチームが負けたらどうしようとか、考えれば考えるほど気持ちが沈んできます。正直シングルスの技術もそれほどよいと 言うわけではありません。クリアがうまく飛ばなかったり、レシーブやサイドの動きも苦手です。残り少ない期間でどれほど伸びることができるかわかりません が頑張ってレギュラーに入りたいんです。
シングルスのポイントやハイクリアについて教えてください。
(ぴのさん)
文面からぴのさんはキャプテンのようですが、怪我のため練習が思うようにいかず、あと2ヶ月の練習では、「キャプテンなのに」試合に出る事さえもできないかもしれないという不安を感じられているようです。
バドミントンは個人競技ですが、団体戦というチーム戦があります。ぴのさんは「キャプテン」 としてチームのために「負けられない」と考えておられるようですが、実際のコート上で「結果」を考えると、集中力が途切れ、実力を出せない状態で勝負が決 まってしまうかもしれません。ほとんどの場合・・・上手くいきません。
応援している人達が、コート上の選手に求めるものは何でしょうか。「結果」ももちろんあるで しょうが、それよりも「集中力」から生まれる「(あきらめない)姿勢」だと思います。実力が出せない「怒り」や「あきらめ」が見えると、周りの人たちのモ チベーションを一気に下げてしまいます。なぜなら、そのような自己中心的な感情を他人(周りの人)は何よりも嫌うからです(当の本人はその感情に酔ってい るのですが・・・)。
コート上では(練習中も)「キャプテン」なんて肩書きは取っ払ってしまいましょう。
プレー、ストロークに関しまして。ハイクリアやレシーブ(サイドへの動き)が苦手なようです が、打つ前に「苦手だ」「嫌だ」と思いながらストロークしてしまってはいないでしょうか。しかも、この場合、「上手くいった」としても「たまたま上手く いっただけで、次はまた失敗するかも」なんていうマイナス(自己否定)思考モードに入りがちです。
大切な事は、失敗と思われる現象を「直視」する事です。「それほど良いというわけではない」とか「上手く飛ばない」というアバウトな感覚でなく、肘、肩、股、膝関節の動きやそれに関わる筋肉の動きをじっくりと観察してください。
「失敗」の中にもいろいろな違いや差を感じられるようになってくると思います。
シングルスのポイント(戦術)として。
1.相手をコート四角へ動かし、甘くなった球をアタックする。
2.強い球と弱い球をラリーに混ぜ、相手のタイミングを狂わせ、狙いを定められないようにする。
3.自分の得意球が出せるように、サービスからラリーの組み立てをイメージする。
などが基本となるでしょうか。